快晴武頼庵

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競馬を血統から考えるブログ。フロックでも何でもない。

🎯2018京都2歳S/ジャパンC/京阪杯を血統から考える

平素よりお世話になっております。

先週は両重賞①人気に本命を打ち、両方飛ばすという醜態。重賞連続的中記録は4週でストップとなりました。

今月中は人気馬を狙うと決めたのでそれを貫きますが、外した際のメンタル面の問題を考えると穴狙いに戻した方が良いかもしれません。

 

今回から予想のサブファクターとしてラップタイムを取り入れています。好走血統との擦り合わせや、各馬の過去好走ラップとの対比などに利用する予定です。

京都2歳S

コース:京都芝2000㍍

条件:2歳

過去好走馬血統表

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ディープインパクト

17年3着⑤人気 ケイティクレバー

16年1着③人気 カデナ

16年2着①人気 ヴァナヘイム

13年1着①人気 トーセンスターダム

ハーツクライ

17年1着②人気 グレイル

17年2着①人気 タイムフライヤー

15年3着①人気 アドマイヤエイカン

14年1着⑥人気 ベルラップ

14年3着⑤人気 シュヴァルグラン

ダンチヒ

17年1着②人気 グレイル

17年3着⑤人気 ケイティクレバー

15年1着③人気 ドレッドノータス

14年1着⑥人気 ベルラップ

過去ラップタイム

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【平均ペース】スロー(+1.8)

3角下り坂(6~7F)から急加速するラップ。当然速い上がり時計を持つ馬が有利になる。レース経験の浅い2歳戦且つ、道中に坂がある特殊なコース形態なだけに、既に同じコースを経験しているアドバンテージは大きい。

注目馬

ミッキーブラック

母父Lizard Islandダンチヒ系保持。母マラコスタムブラダはアルゼンチンG1馬。新馬戦の上がり34.5は、同日のラジオNIKKEI賞フィエールマンとコンマ1秒差。前走芙蓉Sでは向正面で自身のペースを上げ、ラスト2Fで急加速するラップを凌ぎ切っている。操縦性が高くソツのないタイプだが、関西馬ながら初めての関西場乗り替わりは少し不安。

ラヴズオンリーユー

ディープインパクト。全兄にリアルスティール/プロディガルサンのいる良血。新馬戦は内で脚を溜め、上がり最速の33.9で直線突き抜ける競馬。ラスト5Fのラップタイムは本レースに近い。既に京都コースでの勝利経験がある点も心強い。翌日の白菊賞との両睨みだが、こちらに出ても充分勝負になりそう。

ワールドプレミア

ディープインパクト。全兄にワールドエースのいる良血。新馬戦では外目を回し、上がり34.9でクビ差凌いでの勝利。ただ前走の印象や血統から1ハロンの延長はやや不安。既に京都コースでの勝利経験がある点はプラス。

本命馬

⑧ミッキーブラック(ブラックタイド×Lizard Island)

現時点での完成度ではこの馬が一番と見た。少頭数なので外枠でも大きな不利は無いだろう。上位拮抗の人気でオッズ妙味も充分。今回は単勝で勝負したい。

ジャパンC

コース:東京芝2400㍍

条件:3歳上

過去好走馬血統表

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ディープインパクト

15年1着④人気 ショウナンパンドラ

15年2着⑦人気 ラストインパクト

14年3着⑥人気 スピルバーグ

13年1着①人気 ジェンティルドンナ

13年2着⑦人気 デニムアンドルビー

トニービン

17年1着⑤人気 シュヴァルグラン

16年3着⑥人気 シュヴァルグラン

15年3着①人気 ラブリーデイ

14年2着③人気 ジャスタウェイ

13年3着⑪人気 トーセンジョーダン

欧州型ミスタープロスペクター

17年1着⑤人気 シュヴァルグラン

17年2着②人気 レイデオロ

16年3着⑥人気 シュヴァルグラン

15年3着①人気 ラブリーデイ

13年2着⑦人気 デニムアンドルビー

過去ラップタイム

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【平均ペース】スロー(+1.3)

典型的な「スローからのヨーイドン」型。クラシック血統が順当に力を発揮しているのも頷ける。ただ、今回は前走天皇賞秋で前半流れる展開を作ったキセキがペースメーカーになる点に注意。再度11秒台の並ぶラップで逃げる場合、過去傾向とは大きく異なる結果もあり得る。

注目馬

アーモンドアイ

始めに言及しておくが、本命にはしない。父ロードカナロア欧州型ミスタープロスペクター系保持。3歳牝馬では頭一つ抜けた存在。斤量面での有利(53㌔)が大きく、オークスで勝っている以上コース適性は充分と言える。ただ上で述べたように、持続力を求められる展開になった場合、距離をこなせるかは怪しいと見る。古馬一線級相手の初戦ではやはり疑って掛かりたい。

キセキ

ルーラーシップ欧州型ミスタープロスペクター系保持、母父ディープインパクト。上でも述べたように今回の展開の鍵となる。秋2戦東京コースで健闘しているが、そのどちらも道中で何度も11秒台を刻むタフな展開。それを自ら作っているので、上がり最速を連発していた神戸新聞杯の頃とは別馬だと考えた方が良いだろう。菊花賞馬のルーラー産駒に言うのもどうかと思うが、距離さえこなせるなら頭まで狙える一頭。

スワーヴリチャード

 父ハーツクライ(サンデーサイレンス×トニービン)でトニービン内包。単純な実力は現役トップクラス。瞬発力勝負(ダービー2着)も持続力勝負(大阪杯1着/安田記念3着)もこなしており、どんな展開でも格好はつけてくるタイプ。ローテ的にも当初から狙いはここだと推測でき、一叩きしての良化が見込める…とは言え、出遅れ癖天皇賞の不利による精神面のダメージは心配。

本命馬

⑪スワーヴリチャード(ハーツクライ×Unbridled's Song)

17年ダービー以来の本命。キセキ複勝に大口投票が入ったことによる消極的な予想ではあるが流石にこれは評価が下がり過ぎだろう。実力をフルに発揮して、『強い4歳世代』を証明してくれることに期待したい。

京阪杯

コース:京都芝1200㍍

条件:3歳上

過去好走馬血統表

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米国型ノーザンダンサー

17年1着⑨人気 ネロ

17年3着⑭人気 イッテツ

16年1着②人気 ネロ

16年3着⑩人気 アースソニック

15年3着⑤人気 アースソニック

14年1着⑤人気 アンバルブライベン

14年2着⑪人気 サドンストーム

13年1着⑦人気 アースソニック

13年2着⑧人気 アイラブリリ

 

※GreenDesert系/ストラヴィンスキーは分類上欧州型だが、短距離志向の強い種牡馬であることを考慮し便宜上米国型と表記する。

プリンスリーギフト

16年3着⑩人気 アースソニック

15年1着④人気 サトノルパン

15年2着①人気 ビッグアーサー

15年3着⑤人気 アースソニック

13年1着⑦人気 アースソニック

13年3着⑩人気 スギノエンデバー

米国型ミスタープロスペクター

17年2着⑥人気 ビップライブリー

16年2着③人気 エイシンスパルタン

16年3着⑥人気 フミノムーン

13年2着⑧人気 アイラブリリ

過去ラップタイム

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【平均ペース】ミドル(±0)

2~5Fでの動きが小さく、ラスト1Fで急失速するバテ合いの勝負。道中息の入らない一本調子の展開が得意な米国血統や、勝負根性に優れるノーザンテーストの血が好走しやすい。近走着順の割に軽視された馬が激走している点にも注目。

注目馬

アンヴァル

ロードカナロア(キングカメハメハ×Storm Cat)/母父フレンチデピュティ米国型ノーザンダンサー系保持/内包、母母父End Sweep米国型ミスタープロスペクター系内包。母アル―リングボイスは小倉2歳Sなど短距離重賞2勝。桜花賞以降凡走が続いていたが、前走オパールSは軽斤量と乗り替わりで一変。+3㌔の斤量増は厳しいが、勢いを重視するならここから。

グレイトチャーター

サクラバクシンオープリンスリーギフト系保持、母父Giant's Causeway米国型ノーザンダンサー系保持、母母父Seeking the Gold米国型ミスタープロスペクター内包。本レースとラップ形態の近いセントウルS3着好走している点を高く評価したい。好走しても人気にならないタイプであり、その点でも傾向と合致している。

コウエイタケル

母父フレンチデピュティ米国型ノーザンダンサー系保持。グレイトチャーター共々セントウルS4着好走且つ、中々人気にならないタイプ。もし一雨あれば此方を上に取る手も。

本命馬

⑦グレイトチャーター(サクラバクシンオー×Giant's Causeway)

比較的内目を引くことが出来た。力のいる今の京都芝はお誂え向き。想定以上に人気してしまったが複勝3倍なら充分だろう。北九州記念のように上手く内を突いてくる競馬が理想だが…。

反省会

京都2歳S

◎⑧ミッキーブラック ③人気/4着

【ラップ】12.9-11.8-12.4-12.7-12.5-12.8-12.0-11.6-11.2-11.6

【ペース】スロー(+3.1)

 

血統面から拾えたのは3着ワールドプレミア(父ディープインパクト)のみ。根本的に狙い所を間違えていた感が否めません…。先週の反省会でも取り上げたように、今開催の京都芝マイル~中距離は欧州血統(特にキングマンボ系)>ディープの傾向が強く出ていました。該当週の血統バイアスも含め、柔軟な予想を出来るように精進します…。

 

ラップ面で注目したいのは前後半差。平均(+1.8)から1秒以上差が広がっており、例年以上に直線上がり勝負の傾向が強まりました。上がり上位3頭での決着がその表れ。2歳重賞は単純に上がりの速い馬が強いということを再確認する良い機会となりました。

 

本命ミッキーブラックは終始前目での立ち回り。4角で早目先頭に立つも直線伸びを欠いて4着。今回の結果から考えると、芙蓉Sのようにロングスパートで他馬に脚を使わせる競馬がベストなのではないでしょうか。中山コースで見直したいところです。

🎯ジャパンC

◎⑪スワーヴリチャード ②人気/3着

【ラップ】12.9-10.8-12.2-12.3-11.7-11.8-11.7-11.4-11.4-11.0-11.4-12.0

【ペース】スロー(+2.8)

 

注目馬3頭での決着。

 

血統面で注目したいのはキンカメ系のワンツーという点。持続ラップになったことも当然プラス要素ですが、秋天にせよJCにせよ古馬王道路線のキンカメ系の勢いが止まりません。クラシックにピークを持ってくるディープからクラシック以降の成長力も兼ね備えたキンカメ系へ…といった時代の変遷を感じます。少なくとも来年以降のJCに関しては、欧州型ミスプロトニービンを中心に考えていくべきでしょう。

 

ラップ面で注目したいのは5~11Fに11秒台が並ぶ超持続ラップ。戦前に予想していた以上の逃げを見せてくれたキセキを讃えたいと思います。普通なら勝てて当然の強い競馬でした。しかしそれを2番手追走から直線で抜き去り、1 3/4馬身差付けてしまうアーモンドアイには降参です。斤量差があったとは言え、現役最強と認めざるを得ないでしょう。レコード決着の反動が出ないようにしっかり休養し、次走更に高いパフォーマンスを見せてくれることに期待したいです。

 

本命のスワーヴリチャードは五分のスタートから4,5番手に付け、完全にアーモンドアイをマークする競馬。直線の伸びで置いて行かれてしまいましたが、最後シュヴァルグランに抜かさせなかった辺りはやはり地力の高さを証明できたかと思います。流石にレコード決着では厳しい!