快晴無頼庵

快晴武頼庵

競馬を血統から考えるブログ。フロックでも何でもない。

🎯🎯2018札幌2歳S/小倉2歳S/新潟記念を血統から考える

平素よりお世話になっております。

 

キーンランドC新潟2歳Sは正にいつもの外し方。

更に言えば②人気③人気で外してる辺り、なおタチが悪い。連敗記録はもう嫌だ…

 

今回からフォーマットを変更しました。

札幌2歳S

まずは札幌芝1800「札幌2歳S」。

なお13年は函館開催の為、除外。

f:id:kago26:20180822204300p:plain

注目血統は1つ。

大系統ノーザンダンサー

1着3回を含む、11回好走馬を輩出。

 

17年1着①人気 ロックディスタウン

17年2着④人気 ファストアプローチ

17年3着⑦人気 ダブルシャープ

16年2着⑩人気 ブラックオニキス

16年3着⑦人気 アドマイヤウイナー

15年1着②人気 アドマイヤエイカン

15年2着①人気 プロフェット

14年2着⑪人気 マイネルシュバリエ

14年3着⑦人気 レッツゴードンキ

12年1着③人気 コディーノ

12年3着⑨人気 エデンロック

 

持久力・持続力に秀でる血統。

Tサンデー系との配合が多く見られることも含めて、キレる脚の重要度が低く、寧ろある種の鈍足性が求められるレースだと言える。

人気馬考察(週中更新)

参考:netkeiba想定オッズ(08/29 19:00時点)

 

想定①人気 ウィクトーリア

(ヴィクトワールピサ×ウォーエンブレム)

14年1着ブライトエンブレム(父ネオユニヴァース)の半妹。父が直仔ヴィクトワールピサに変わり、芝志向が強まっている。ということで勿論評価しなければいけないのだが、前走のレコード勝ちが今回のテーマである「鈍足性」に反する為、食指が動かない。

 

想定②人気 クラージュゲリエ

(キングカメハメハ×タニノギムレット)

15年2着プロフェット(父ハービンジャー)の半弟。父キングカメハメハ(Kingmambo×LastTycoon)欧州型ノーザンダンサー内包。新馬戦の派手なパフォーマンスからは高い素質を感じるが、上がり34.0で差し切った点から此方もレース適性に疑問。

 

想定③人気 ラブミーファイン

(ジャスタウェイ×アグネスデジタル)

なんとも評価しづらいタイプ。そもそもジャスタウェイ産駒の適距離を測りかねており、その上新馬戦(1800)→函館2歳(1200)→札幌2歳(1800)という謎ローテ。脚質・実績を考えると好走してもおかしくはないが、ここは様子見に留めたい。

 

想定④人気 クリスタルバローズ

(ヴィクトワールピサ×タイキシャトル)

母父タイキシャトル(Devil’sBag×Caerleon)欧州型ノーザンダンサー内包。新馬戦の勝ちタイムは今年の福島芝1800の中でもダントツで遅く、上がりも最速ながら35.4。いかにもこのレース向きの戦績をしている。想定では意外なほど人気しているが、実際はもう少し落ち着くだろう。本命候補の1頭。

 

想定⑤人気 ナイママ

(ダノンバラード×ジャングルポケット)

来年の英ダービー馬()。母父ジャングルポケット(トニービン×Nureyev)欧州型ノーザンダンサー内包。ダノンバラードに似た先行してジリ脚タイプ。コスモス賞で上がり2位ながら37.5という点もプラス。前走に近い競馬が出来れば今回も好走する可能性は高いだろう。本命候補の1頭。

本命馬(前日更新)

◎③ニシノデイジー

(ハービンジャー×アグネスタキオン)

ハービンジャー欧州型ノーザンダンサー保持。ダンチヒ系×タキオンは17年⑦人気3着ダブルシャープ(父ベーカバド)と同じ血統構成。牝系を辿ると、札幌3歳S(1200㍍)を含め重賞6勝のニシノフラワーがいる。前走は3~4角中間から捲り、並びかける相手を直線競り落とす強い競馬。上がり最速とはいえ35.7は水準以下であり、今回のテーマ『鈍足性』を満たす。オッズ妙味も充分。

 

小倉2歳S

次に小倉芝1200「小倉2歳S」。

f:id:kago26:20180822205511p:plain

注目血統は2つ。

Pサンデー系

2勝を含む、7回好走馬を輩出。

 

17年3着⑦人気 バーニングペスカ

16年1着①人気 レーヌミノル

16年3着④人気 カシノマスト

15年1着①人気 シュウジ

15年2着⑦人気 サイモンゼーレ

15年3着⑥人気 レッドラウダ

13年3着③人気 ラブリープラネット

 

短距離適性、仕上がりの早さが特徴の血統。

特に好走例を複数頭出しているダイワメジャーキンシャサノキセキは注目。

ボールドルーラー

2勝を含む、5回好走馬を輩出。

 

17年1着③人気 アサクサゲンキ

17年3着⑦人気 バーニングペスカ

16年1着①人気 レーヌミノル

16年3着④人気 カシノマスト

13年2着①人気 ベルカント

 

短距離適性、仕上がりの早さが特徴の血統。

以前はA.P.Indyを経由しない血統だけだったが、昨年3着にパイロ産駒が来たので今後はそこまで考えなくてもよいかもしれない。

人気馬考察(週中更新)

参考:netkeiba想定オッズ(08/29 19:00時点)

 

想定①人気 シングルアップ

(キンシャサノキセキ×クロフネ)

キンシャサノキセキPサンデー保持。15年⑦人気2着サイモンゼーレ(キンシャサノキセキ×Pivotal×Danehill)と似た血統構成。母父が米国型に変わった分、より短距離志向が強まっている。血統・脚質・実績に関してケチを付けるところがない、というのが正直な感想。当然勝ち負けだろう。有力な対抗不在で断然の①人気になってしまうのが悩みどころ。

 

想定②人気 ファンタジスト

(ロードカナロア×ディープインパクト)

パッと見から小回りコース適性に疑問が浮かぶ血統構成。後述のルチアーノミノルや本馬が好走した場合、来年以降ストームバードの血を重視する必要がある。

 

想定③人気 ルチアーナミノル

(ルーラーシップ×Giant’sCauseway)

母系5代目にSecretariatReviewerを持つので、ボールドルーラー内包…と言えなくもないが流石に遠い。母系ボールドルーラー内包の過去好走馬は父がバクシンオー・ダメジャーと日本型短距離血統だったのに対して、本馬は欧州型中長距離血統のルーラーシップ血統からは推せない。このレースで過去10年4勝の鞍上は少し怖い。

 

想定④人気 セプタリアン

(キングヘイロー×ファルブラヴ)

母系にSeattleSlewの4×5。 14年⑮人気1着オーミアリス(ホワイトマズル×RoyalAcademy)と同じダンシングブレーヴの孫にあたる。母は1200以下で3勝、半姉テトラドラクマクイーンC勝利と母系も優秀。人気が無ければ狙う手もあったが…

 

想定⑤人気 ミヤジシルフィード

(ロードカナロア×クロフネ)

母母父フジキセキPサンデー内包。父、母父も短距離志向が強い。先行して上がり2位の新馬戦も評価できる。本命候補の1頭。

前日馬場傾向

上級条件の小倉芝1200㍍は2レース。

 

9R 八幡特別

1着①人気 ダイワメジャー×ブライアンズタイム

2着⑫人気 ローレルゲレイロ×エルコンドルパサー

3着⑬人気 バトルプラン×ブライアンズタイム

7着②人気 キンシャサノキセキ×Pivotal

14着③人気 キンシャサノキセキ×コマンダーインチーフ

 

11R 北九州短距離S

1着⑤人気 マツリダゴッホ×スターオブコジーン

2着⑧人気 エンパイアメーカー×ダイタクリーヴァ

3着⑫人気 ジャイアントレッカー×フジキセキ

4着②人気 ジャングルポケット×ダンスインザダーク

5着①人気 ロードカナロア×HighChaparral

8着③人気 アドマイヤムーン×StormCat

 

全体的な傾向としては、過去好走血統同様にPサンデー保持馬が好走している。一方でキンシャサノキセキ産駒が2頭とも人気を裏切っているのは気になるところ。新馬戦(1200㍍)でも③人気13着であり、今の馬場は合わないと考えた方が良いかもしれない。

本命馬(前日更新)

◎⑭ジャカランダシティ

(ヨハネスブルグ×アグネスタキオン)

母父アグネスタキオンPサンデー保持ボールドルーラー内包ヨハネスブルグ×サンデー系は13年1着ホウライアキコと同じ血統構成。前走新馬戦は二の脚でハナを取り、そのまま押し切る競馬。6月中に勝てたことで余裕を持ったローテで臨めるのはプラスだろう。鞍上も初来日で既に12勝と日本競馬への適性が高い。土産に重賞を獲って帰る、なんてシナリオも想像に難くない。

新潟記念

最後に新潟芝2000ハンデ重賞「新潟記念」。

f:id:kago26:20180822213631p:plain

注目血統は2つ。

ディープインパクト

3勝を含む、7回好走馬を輩出。

 

16年1着②人気 アデイインザライフ

16年2着①人気 アルバートドック

15年1着⑥人気 パッションダンス

14年1着①人気 マーティンボロ

14年2着⑤人気 クランモンタナ

14年3着③人気 ラストインパクト

13年3着⑦人気 ファタモルガーナ

 

長い直線、根幹距離への適性が高い血統。

なお昨年は4頭出走したが全頭着外だった為、過信は禁物。

サンデーサイレンス×欧州型ノーザンダンサー(逆も可)

3勝を含む、8回好走馬を輩出。

 

17年1着⑥人気 タツゴウゲキ

16年2着①人気 アルバートドック

15年2着⑨人気 マイネルミラノ

15年3着⑬人気 ファントムライト

14年1着①人気 マーティンボロ

13年1着⑩人気 コスモネモシン

13年2着⑧人気 エクスペディション

13年3着⑦人気 ファタモルガーナ

 

SS系の中でも特に中距離適性が高いTサンデー・ディープとの配合が目立つ。

人気馬考察(週中更新)

参考:netkeiba想定オッズ(08/29 19:00時点)

 

想定①人気 ブラストワンピース

(ハービンジャー×キングカメハメハ)

過去好走馬15頭全てがサンデー保持。素質の高さは認めるが、血統からは推せない。過去10年の3歳馬の不振、過剰人気傾向からも買うメリットを感じない。

 

想定②人気 グリュイエール

(ディープインパクト×キングカメハメハ)

ディープインパクトで血統条件を満たす。体質が強くない馬なだけに、余裕を持ったローテで臨めるのは歓迎。エプソムCで重馬場適性も証明した。ハンデにも恵まれ、上位3頭の中では最も不安材料が少ない。本命候補の1頭。

 

想定③人気 セダブリランテス

(ディープブリランテ×ブライアンズタイム)

ディープブリランテはディープ直仔。とはいえ戦績・走法から小回り巧者のイメージが拭えない。500万特別を勝っているものの新潟コースの適性についてはやや疑問。また、骨折による長期休養明け初戦でいきなりトップハンデ57.5㌔。流石に不安材料が多過ぎる。

 

想定④人気 メートルダール

(ゼンノロブロイ×SilverHawk)

Tサンデー×ロベルトは昨年⑫人気3着カフジプリンス(ハーツクライ×シンボリクリスエス)と同じ構成。また、13年⑩人気1着コスモネモシン(ゼンノロブロイ×Singspiel)も、本馬(母母父Sadler’sWells)と近い血統を持っていた。この2頭が好走した13年17年はディープ産駒が連対を外した年であり、ディープが苦手とするタフな馬場になればこの馬の台頭も充分考えられる。近2走から相手関係が楽になるのもプラス。本命候補の1頭。

 

想定⑤人気 ストーンウェア

(Birdstone×GeigerCounter)

ブラストワンピースと同様にサンデーを保持していない。というか本馬に至っては内包すらしていない為、血統的には推せない。前走小倉記念も5着とはいえ上位陣と比較すると完全に力負けの内容。余程の変化が無ければ厳しい。

前日馬場傾向

上級条件の新潟芝1800㍍以上は2レース。

 

9R 糸魚川特別(2000㍍)

1着⑤人気 コンデュイット×アグネスタキオン

2着③人気 ヴィクトワールピサ×TouchGold

3着②人気 ヴィクトワールピサ×Linemix

7着①人気 ディープインパクト×Stuka

 

10R 弥彦特別(1800㍍)

1着③人気 キングカメハメハ×サンデーサイレンス

2着⑥人気 マンハッタンカフェ×ボストンハーバー

3着⑧人気 ステイゴールド×マイネルラヴ

4着①人気 ステイゴールド×Azmour

10着②人気 ハーツクライ×CatThief

 

全体的な傾向としては、Tサンデー産駒、その中でも特に重たい血統が目立つ。一方でディープインパクト産駒は9Rに2頭、10Rに3頭出走して何れも馬券圏外。昨年と似た結果が予想される。外伸びの傾向が見られるが極端な追い込み馬は差し損ねているので、好位差しの出来る馬が狙い目だろう。

本命馬(前日更新)

◎⑤メートルダール

(ゼンノロブロイ×SilverHawk)

人気馬考察の通り。道悪での勝利経験は無いが、稍重新潟大賞典(2000㍍)で3着に来ているのでそこまで苦にはしないだろう。想定よりも人気が無いのもプラス。

反省会

札幌2歳S

◎③ニシノデイジー 1着/⑥人気

 

スタートはそこそこ。二の脚が速くないので前を行かせて、3角付近から進出開始。12秒が並ぶラップタイムで4角先頭にいた2頭のワンツー。ほぼ思い描いていた通りの競馬をしてくれました。

 

とはいえ、この勝利はあくまで今回のレースに適していた馬が勝ったというだけ。中央場所で勝負になるには、もっと時計を詰める必要があると思います。逆に明らかにこのレース向きでは無いにも関わらず、3着まで追い上げたクラージュゲリエの素質は高く評価するべきでしょう。キンカメ×ロベルト系は、17年ダービー馬レイデオロと同じ血統構成。今後の成長力次第ですがクラシックでも注目すべき1頭になると思います。まぁもう少し人気を落としてくれないと買えませんが。

小倉2歳S

◎⑭ジャカランダシティ 10着/⑤人気

 

まずは好走馬の話から。⑬人気2着アズマヘリテージは母父フジキセキ、⑨人気3着ミヤジシルフィードは母母父フジキセキで、それぞれPサンデー保持・内包。両方候補には入っていただけに残念です…。また、1着ファンタジストは人気馬考察で挙げた小回り不安をものともせず、好位追走から楽に抜け出し快勝。カナロア産駒が1,3着ということもあり、来年以降ストームバードの血の重要度は上がりそうです。単純にカナロア産駒が強いだけ、とも取れますが。

  

馬場傾向予想としては、キンシャサノキセキ持ちをバッサリ切れたので間違いではなかったかと。今回初めて追加しましたが、その週の傾向を予想に加えるのは大事ですね。

 

本命のジャカランダシティは、スタートは悪くなかったものの二の脚で負け、終始最後方での競馬。外に回しても35.8の上がりでは届きません。新馬戦で見せた先行力は何だったのか…。2歳重賞に関しては『前走上がり3位以内』の重要度が本当に高いですね。次回以降忘れないように気を付けます。

新潟記念

◎⑤メートルダール 2着/⑥人気

 

馬体重発表の+20には閉口しましたが、きっちり仕事をしてくれました。流石ダービージョッキーやでぇ…

 

馬場傾向予想としては、外伸びの馬場を活かした3頭のワンツースリー。またメートルダール、⑬人気3着ショウナンバッハはそれぞれTサンデー産駒。前日傾向通りに成果を出してくれました。

 

そして触れねばならないブラストワンピース。やや荒れた馬場への適性は高いものの、それ以外は向かない条件を素質の差であっさり差し切ってしまいました。ローテについては以前から言われていた通り、菊花賞直行の模様。疲れが溜まり易いという難儀な体質ではありますが、休み明けでも問題はないでしょう。当然現時点で菊花賞最有力候補でしょうね…。